君に好きだと伝えたい。

次元を超えるオタクの日記

忍ミュ10弾が楽しすぎたというお話。

 はじめまして!透(とおる)と申します。

先日(5/26)、「ミュージカル忍たま乱太郎第10弾~これぞ忍者の大運動会だ!~」(以下10弾)が無事に東京公演千秋楽を終えました。

 

もう本当~~に楽しかったんです!

楽しすぎて長文の感想をどこかに書きたいあまりにブログを開設してしまいました。

 

私は浜守一郎リアコであり作法委員会担なのでかなり偏った感想にはなってしまいますが、もしよろしければお付き合いください。。

 

 10年目にして生まれ変わった「忍ミュ」

 私は5/10(金)の初日も観劇したのですが、観てすぐに「ああ、本当に今までの忍ミュとは違うんだな…」と思いました。

  • 美術の完成度の高さ

 今までの忍ミュはいっぱい背景のセットがあって、場面によってそれを入れ替えて…ということをしていましたが、10弾は最初から最後まで同じセットで通します。

でも、そのセットがどんな場面にも馴染むんです。すごくないですか…。

苔が生えたような岩と草のセットなんですけど、苔とか本当に生えてるんじゃない?と思ってしまうほどのリアルさにびっくりしました。

今までの忍ミュのセットも完成度は高かったですが、初日にGロッソに入って堂々とそびえるその大きなセットを見た瞬間に思わず「今年は何か違う気がする…」と思ってしまいました。

 

 

 10弾はとにかく映像がすごい。だからセットが最初から最後まで同じでも、どんな場面にも馴染むんです。

特にすごいな~~!!と思ったのは、滝ちゃん(滝夜叉丸)が劇中で客席から舞台まで(通称・滝夜叉丸ロード)を歩くシーンです。

滝ちゃん自身がピンクの照明で照らされている一方で、舞台のモニターでは大きなピンクの薔薇が舞い散る映像が流れるんです。あの瞬間は滝ちゃん役の樋口裕太くんの名演技も相まって、私が観劇した全ての公演で大きな拍手が生まれていました。笑

他のシーンもとてもすごかったです。ドスマスが舞台から去る際のカラスが飛び去って行くような映像とか、小平太が雷に打たれる時(?!)の映像とか。


私は去年の秋にハイキューの舞台を一度だけ観劇したのですが、その時もプロジェクションマッピングのすごさに圧倒されて「忍ミュも映像バリバリに使えばいいのに…」と思っていたので、10弾でこんなに豪華にプロジェクションマッピングを有効活用してくれて嬉しい限りです。

このあたりから、忍ミュも10年目にして他の2.5次元舞台を意識しているということが感じられてよかったです。去年までは我が道を行く感が否めなかったので…。

 

 

  • 説明台詞が無い

 今までの忍ミュって潜入したり、場面が結構めまぐるしく変わったり説明セリフのようなものが多く、一度見ただけでは理解しきれないことが多かったと私は思います。(私だけかも…)
ですが10弾は全てがわかりやすく、一回で物語が理解できました!
多分制作陣も今回は運動会(日替わり要素)も物語も楽しんでもらいたくて、物語は軽めにしたのではないかなあ…と思います。

だからといって物語性が無いわけではなく、保健・図書委員会を中心とした先輩後輩の信頼関係がしっかりと描写されていて感動する場面も多かったですし、どの委員会のファンでも楽しむことができたのではないでしょうか。

こんなことを言っておきながら私は忍ミュの中でもかなりシリアスめな内容の5弾再演が大好きなのですが、説明セリフがこんなに少なくても1回で理解しきれるし、ちゃんと内容のある10弾はすごいな~と思いました。
 
 
  • 誰でも盛り上がることが出来る

 誰が観ても楽しめるし、日替わり要素が見どころでもあると思うので、何度でも観たくなる楽しさが10弾にはあると思います。
去年の学園祭にて「大運動会」が10弾のテーマだと聞いた時は、正直めちゃくちゃ不安でした。どうしてもテニミュの大運動会がチラついてしまい、本当に脳内がカオスだったことが記憶に新しいです。
それがまさか、本当にガチで毎公演大運動会をやるとは…。
でも大運動会要素がめっちゃくちゃ楽しかったです!!笑

ファンは何度も観たくなるし、新規さんも何も忍たまのことを知らなくても楽しめるな~と感じました。
実際私は忍たまを全然知らない友達(ジャニオタちゃんとただイケメンが好きな子)を二人ほど別日に連れて行ったのですが、二人とも口を揃えてすっごい笑顔で楽しかった!と言ってくれましたし、二人とも忍たまでの推しが出来たそうです…!
深く考えずに楽しめるし、毎日観たいと思わせる要素があることはすごく良いと思います。
 
 あとアナザーストーリーですね!アナザーが上演すると聞いた時は、去年おととしみたいな感じでお話+アナザーの組み合わせのデュエット(ソロ)曲がやるのかと思っていましたが、まさかお話+全体曲だったとは…。しかも全体曲で客にめちゃくちゃ歌わせるという。笑
初見の時は「サンリオ男子の舞台並みに客に歌わせるやんwwww」とかなり困惑しましたが、慣れるとすごく楽しかったし、学年別応援フラッグをアナザーで使うことだったり、他の2.5舞台を意識しているということをひしひしと感じられて嬉しかったです。

2.5で人気な舞台ってライブパートが別であったり、みんなで盛り上がることが出来る部分がある作品が多めだと思うんです。刀ミュだったり、エーステだったり。
忍ミュは去年までずっと何年も続けてきたものをそのまま受け継いでいくというスタンスだったように思えますが、それがガラッと変わったことがすごく新鮮で、なのに温かい空気は何一つ変わっていなくて安心しました。

とにかく忍ミュを観に来ているはずなのに新しい舞台を観ているようであり、でも根底はしっかり忍ミュだし…みたいな、不思議な感情になります。すごい。
観終わった後、「新規さんに観てもらいたいなあ…」という気持ちでいっぱいになりました。それくらい誰でも楽しむことが出来る素晴らしい作品だと思います。
 
 

 キャスティングが上手すぎる忍ミュ運営

上手すぎ。この一言に尽きる。
その中でも特に運営ナイス!!と思った方々を紹介します。(ただの新キャスト紹介になってしまいましたごめんなさい。続投キャストさん達は省かせていただいております。。)
私の独断と偏見まみれなことはご了承ください。
 

 とにかくお顔が綺麗。製作発表会でお見受けした時から「えっ…めちゃくちゃな美人いるけど…」とは思っていましたが、本公演でも美しすぎてまばゆかったです…。

湯本さんの所属事務所がオスカープロって聞いてすごく納得した記憶があります。ていうかAOXの俳優さんだもんね…そりゃあね…。


なんか10弾の立花先輩はひたすらに「お優しい学園の憧れの的の先輩」という感じでした。後述しますが、10弾の綾部が屈強なハートの持ち主だったので、立花先輩はそんな図々しい綾部の面倒をただ優しく見ていることが多かったので、本当にお綺麗な容姿も相まって「お姉さま」感が強かったです。立花先輩ファンクラブ入りたい。


 仕草もとても優雅なんです。「これは…」って思った時には少し俯いて口元に手を当てたり(手の甲を口元に当てるやつです)、親指と人差し指の間にポニテの束を入れてポニテをふぁさ~ってさせたり(伝わらない、、、)、綾部の不思議ちゃんな仕草もただ頷いて見ていたり、細かい部分がガチで立花先輩でした。


 あとハイタッチ!!初日公演で湯本くんの「ハイタッチっていうシステムに感動しました!手だしたらハイタッチしてくれて嬉しかったです!」的な発言を聞いてカワイイ~~~!!!と思っていたのですが、いざハイタッチしてみたら本当にスマートでお優しい立花先輩そのもので泣いた。

通路から2列目でも、結構身を乗り出してハイタッチしてくれたり(多分私が立花先輩をガン見してたからわざわざしてくれた)、もう本当に…好きすぎる…。

 

 どこからこんなに100%小平太な俳優さん連れてきたの…?と思うほどに小平太。

小平太ご本人って感じです。常に元気。とにかく元気。笑顔がやんちゃそう。大型犬感すごい。

とにかく動きが豪快なんです。苦無って小さめの武器なのに、木村くんの動きが豪快だからすごく派手に見えました。


 それと、滝ちゃん大好きすぎ!!笑 常に滝ちゃんを抱っこしたりいじいじしてた印象があります。いつかの日のダブルカーテンコールでも木村くんが「とにかく楽しかった!!!」みたいなことを言って会場をカオスにさせた後、さんざん他キャストに「若い林明寛」って言われたり、滝ちゃん役の裕太くんに「またしつけなきゃ…」って言われていたのがめちゃくちゃ面白かったです。とにかく素が小平太に近いんだろうな~と思いました。まさにはまり役。


 あとずーっと笑顔なのに、終盤ではすごい真面目な表情で敵に迫るんです。木村くんはもとのお顔がすごく万人受けしそうなイケメン顔なので、その時の普段とのギャップがすごかった…。思わずオペラグラスで凝視したもん…。


それに加えて長身なんですよ。すごくないですか??私はいつも小平太の脚の長さにびびってました。

 
 
  • 中在家長次/演・新井雄也さん

 見た瞬間に「長次だ…」ってなります。(見てください)


今までの長次のキャストさんって切れ長っぽい目の方が多かったけど、新井さんのような可愛い感じの顔立ちも長次の優しさを引き立てていていいな~と思いました。今回は特に長次の優しさが光るお話なので…。


あと仕草がめちゃくちゃ長次だった…!動作が静かなんです。あと丁寧。背中で語る男って感じがしてかっこよかった~~、、、


序盤の方の六年生の武器紹介曲の時、長次パートだけすっごい静かなアレンジになるのがとても良かった。それに対して武器をビュンビュン回す長次の対比が良き…。

 

 

  •  綾部喜八郎/演・大谷誠さん

 いやもう理想の顔すぎて無理。私はず~~~っと10弾喜八郎のビジュが公開された時から一人で騒いでました。綺麗すぎ。理想の喜八郎すぎて無理。

だから初日が明ける前から期待をしていたのですが、舞台の上での演技がやばすぎた。


甘え上手な後輩すぎる。カワイイ…可愛すぎ……。


私はもともと浜守一郎くんを見るためにチケットを買っていたのですが、3回目くらいの観劇から作法から目が離せなくなったよね…。浜リアコの私をここまで落とすんだから本当にすごいと思います。


 大谷喜八郎、とにかくハートが強いんです。立花先輩に対してもかなり強気な姿勢で甘え倒すし、中在家先輩に自分の提案を拒否されると露骨に「あ~最悪」みたいな嫌そうな顔をするし、的打ちでー100点を取っても平気でしらばっくれるし。あと滝ちゃんに対しても甘え倒す。とにかく距離が近い。

あの綺麗なお顔でかなり図々しくて、距離が近いってやばくないですか…。

理想すぎて無理です。もう私は大谷喜八郎の虜。


 あと個人的に大谷喜八郎が一番ファンサすごかったんじゃないかな~…と思います。

多分毎公演につき一人はこのファンサ?を受けてるだろうから(実際見たし)いいと思って書きますが、私がL列1番(前通路の最下手)に座っていた時に、客降りで立花先輩がL列7~1番にハイタッチしていって、次は前ブロックのK~A列1番の方々にハイタッチしに行ったんです。

そんな立花先輩を見つけた綾部が、T列あたりからL列1番の横までとてて~~って降りてきて、「立花先輩、ぼくに気付いてくれるかな??」みたいな感じで立花先輩を身体を揺らしながらじーっと見ていたんです。

でもなかなか立花先輩は気付いてくれなくて、付近のお客さんも「大丈夫かな…」って少しざわついたら、綾部も客席をちらっと見たんです。そしてその時一番近くにいた私と目が合って、私が「ど、どうしよ…」って思ってとりあえず笑顔を向けたら、綾部も少しかがんで私の顔を覗き込むようにしてめっちゃくちゃ綺麗な笑顔を向けてくれたんですよ……。

 

あっ…無理……。(幸せ死)
 
しかもそのあと立花先輩が綾部に気付いてくれて、私の目の前に作法委員会集結。(死)
ゼロズレ!!!と興奮していたら、勇100の「抱きし~め~なが~ら~~」のところで目の前で綾部が立花先輩のことを抱きしめかけて本気の本気で涙出そうになりました。
しかも立花先輩は「は?」って顔してるし。そのあと綾部も「冗談ですよ」みたいな表情して去って、階段に座り込んでたし…。

なんか劇中でオペラグラスでずっと作法のことガン見してて申し訳ない気持ちと、作法担の目の前でこんな素敵な絡みをしてくれてありがとう…って気持ちでいっぱいになりました。
 
 
  • 田村三木ヱ門/演・三井淳平さん

 またしてもこんなに可愛い子よく見つけてきたな!!ってほどはまり役。


年頃だからかっこよくなりたいけど、もとの可愛さが全然隠しきれてない少年感がめためたに強くて「みきちゃんだ~~」って感動しました。

喋り方もアニメみきちゃんみたいな、威張ってる子猫みたいですごく可愛かったです。


 あと舞台慣れ、忍ミュ慣れしてる和貴くんと、舞台初出演の三井くんの空気感がめちゃくちゃ会計委員会感あってよかったです…!

 本当に一人だけUlikeで撮ってるの?てくらいに肌が美白だし唇の色もカワイイし、全体的に色素薄めな美少年感あってすっっごく可愛かったです。近くで見ると、若干ジェンダーレス感もあってとても良き。


 ハイタッチもまさにアイドル。お手振りからのハイタッチをしてくれる。

一回私の座っていたブロックに向けてウインクをしてくれたのがすっごく可愛かった…。そして私の座っていたブロックは範囲攻撃を受けてみんなとろけてた…。(ちょろいぜオタク…)

 

 リアコが加速した。まじまじのまじで爆イケ。もうこれしか言えない。


はましゅ、お前が炎の転校生だ…。


浜くんが生きてるんですよ…。常にキラキラ笑顔、きらきらお目目なんです。
溢れる純度100%感。すごい。天然水。何も知らない感じすごい。さすがみんなのひ孫…。

なのに顔は爆イケだし、ダンスはキレッキレだし(これはマジ。一緒に見に行った友達も「浜くんキレッキレすぎて笑った」って言ってましたから贔屓ではない)、歌もめためたに上手い。

え…???何この超新星編入生…。

もうね、本当にすごいんですよ。理想の浜くんがいるんです。

常に眩しい笑顔で、どんなことも笑顔で受け止められる浜くん。岬くんの演技が優しすぎて、私が思い描いていた浜くんすぎて、本当に初日が終わった後は放心状態になりました。

 浜くんは10弾では常にしんべヱと一緒に行動することになるのですが、お兄ちゃん感が溢れてて涙出そうになりました。しかもいつもしんべヱと目線を合わせてあげてるし、声も優しいし…。

無理無理無理、、、爆イケなうえにこんな清らかな心を持ってるなんて無理、、、、

浜くんまじで国宝にしよう…。ていうか浜担みんな10弾観て…。
 
 余談ですが、やっぱり私世代はみんな岬くんのこと知ってるんですよね。
ね…美愛影なつかしいね…不良生徒やってたよね…ってお話で盛り上がりました。
そしてそんなジャニオタ(元ジャニオタ含)の子たちも浜くんの格好をした岬くんを見て「やっぱイケメンだね~」って言ってたので、浜強火担の私の贔屓目なしでも爆イケということです。

 

 まとめ

 新しい風を全身で感じた10弾。公演期間は本当~に楽しいほぼ毎日をありがとうございました。(結局Gロッソに行かなかった日は2日しかなかった)

 

 ぶっちゃけ9弾の頃は「これから先どうなっちゃうんだろう?」という不安がありました。

第1弾の頃とはだいぶ状況も変わってきて、今は2.5次元舞台が乱立する時代。


正直去年までの忍ミュは閉じた雰囲気や、ただ固定ファンが支えている感じが強く感じられたから、他の舞台に負けないように変わってほしい気持ちもあったし、でも今の忍ミュも好きだし…という気持ちもあって。

だから運営が変わるという噂を聞いた時は「大丈夫かな?」という気持ちと期待の気持ちが半々くらいでした。


でもその半分の「大丈夫かな?」という気持ちを完全に払しょくしてくれるような素晴らしい出来の作品を観ることが出来て、わたしはめちゃくちゃ幸せです!


 確かに10弾も1週目は不安になるくらい席埋まってなかったけど、2週目の金曜日なんて平日なのに立見席まで出来てたんですよ…。巻き返しすごくないですか、、、

それに私もそうだったけど、周りに忍たまのことを何も知らないお友達を連れてきている方が多くて嬉しかった…。

10弾は何の知識もない友達に対しても胸張って「面白いから一緒に観に行こうよ!!」って言えるし、観終わったあとは絶対笑顔になってもらえる自信がある作品だよね。。

 

 とにかく新運営は情報公開が遅いことがかなりネックだけど(重大な問題すぎる)、公演に関してはすっごく良かったので、今から再演が、これからの「忍ミュ」というコンテンツが楽しみでなりません。

もっとみんなで忍たまファミリーの輪を広げていこう!!

また素晴らしい作品を楽しみにしております。素敵な2週間ちょっとをありがとう~~!!!